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【転載】A君は無罪だ!生活保護申請に対する不当逮捕・起訴弾劾!!

2009
11-30
大阪府警。府レベルでまるでチンピラ。といったらチンピラには失礼てなもんで、警察はたちのわるい公設のドロボーでしかない。いやこれもドロボーに失礼か。ボリ公ときたら裏金づくりが発覚してもみせかけの処分があるだけで逮捕されるようなリスクはしょわない親方日の丸強盗団である。むしろ内部告発する人間のほうがつぶされる危険をしょう。それにしても裏帳簿つくって税金つかいこむやつらが福祉の受給者いじめるなんてロクなもんじゃねえ。したっぱの巡邏のオマワリはまだましだといえるくらい警備公安関係がやることはひでえ。どうせこんなデッチアゲをやらかすのは公安にきまってら。なにが職務強要だ。ポリ公が職権濫用してんだろ。起訴をとりさげろ。検察連中もこんなデッチアゲの尻馬にのってんじゃねえってんだよ。

以下、支援要請を転載。

【支援要請/転送転載歓迎】

A君は無罪だ!生活保護申請に対する不当逮捕・起訴弾劾!!

関西非正規等労働組合ユニオンぼちぼち
2009.11.28

「生活保護の申請をさせて下さい!」と泣く泣くカメラを手にしたA君を逮捕・起訴するなんてあんまりじゃないか!
A君の救援活動と無罪を勝ち取るための法廷闘争へのカンパをどうか宜しくお願いします!

【カンパ先】
郵便振替 00900−8−263985
加入者名 ユニオンぼちぼち
(通信欄に「A君」と記して下さい。)
この件に関する問い合わせやメッセージは hogohiwoageroアットyahoo.co.jp (アットを@に置き換えてお送り下さい)までメールをお願いします。

 10月27日朝、組合員であるA君は、いきなりやってきた大阪府警によって家宅捜索をされ、職務強要罪(※)で令状逮捕されました。29日に送検、勾留延長もされ11月16日に起訴されてしまいました。
 A君は福祉事務所から生活保護を受給していました。結果的に受給は出来ていたものの申請にあたっては大変な困難が伴った末の保護決定でした。

 今年2月、ユニオンぼちぼちは世界的な金融危機以降悪化する雇用情勢の変化に伴い、生活保護の取得の仕方を学ぶための学習会を開催しました。全国各地のユニオンの共通の課題として浮上してきた問題だと思いますが、労働にまつわる相談の解決の前にまずは生活の安定が必要であり、そのための生活保護申請のノウハウを組合員間で学習しようという試みです。
 勤務先で散々社長に罵られた挙句に不当解雇に合い、組合に相談にやってきたことがA君と組合との出会いでした。A君は労働法などを一生懸命勉強し、自分が争議の中心になって会社との交渉を行ってきました。しかし生活面は安定したものと言える状態にはなく、生活保護を申請することになりました。

 ユニオンぼちぼちは、生活保護の申請時における「水際作戦」といわれる福祉事務所の対応が問題だと考えてきました。水際作戦とは、福祉事務所へ相談に訪れた人々に対し、申請用紙を渡すまえに職員が理由をつけて追い返すことにより、保護の件数を予め抑制しようという手法です。なんとか申請をして保護を受給できたとしても福祉事務所からの執拗な「指導」により保護打ち切りに合い、保護基準以下の生活を再び強いられていく人が少なくありません。北九州市においては生活保護を打ち切られた男性が「おにぎりが食べたい」と書き置きを残して餓死するなど、全国で痛ましい事件が続発しています。日弁連によると、本来なら生活保護制度を利用できる経済状態にある人々に対しての実際の支給率はわずか9~19・7%ということです。その大きな要因として、福祉事務所による申請への違法な拒否行為が挙げられています。A君の保護申請は、こうした状況の中で行われたものでした。

 本来、困った人のために相談にのり、サポートするのが仕事であるはずの福祉事務所の対応はとても冷たいものでした。そのことにA君は不安を募らせていきました。そして残念ながら、当初の保護申請は却下されてしまいました。困ったA君は再度申請を行おうとしましたが、福祉事務所は素直に取り合ってはくれません。やむにやまれず自分の部屋からビデオカメラを持ってきて、福祉事務所の職員に訴えました。「生活保護の申請をさせて下さい!」

 2ヵ月半後、この時の行為が職務強要罪の容疑にあたるとされ、A君は逮捕されました。

 しかし組合員が一緒に福祉事務所に話に行くと保護が支給されることが決まり、逮捕までの2ヵ月半の間A君は無事に保護生活を送っていました。逮捕の2日後、ユニオンぼちぼちの大阪事務所が家宅捜索されました。念のため付け加えておきますと、生活保護を受給する資格がないのに恐喝して違法に受給をしたという容疑ではありません。その証拠に現在も保護は廃止(取り消し)ではなく、逮捕・勾留による停止という状態になっています。職員の冷酷な対応を受け、やむにやまれずカメラを回しながら訴えたことが容疑とされているのです。その後、その映像が公開さたことはありません。

 勉強熱心なA君は逮捕前、生活保護を抜け出すために国の新しく始めた職業訓練制度を使い訓練学校に通い始めていました。入学のための選考試験は簡単なものではなく、時には落ち込むこともありました。しかし何度かの不合格を乗り越え、ようやく入学することが叶ったとき、私たちは手を取り合って喜んだものです。資格取得を目指して学校に通うことはA君にとって生きる張り合いになっていました。身近で様子を見聞きしてきた私たちは、その生活がとても大切なものであるということを感じていました。しかし、ようやく安定して学校生活に通えるようになった矢先に、突然逮捕されてしまったのです。A君は無実です。逮捕・起訴・勾留によって学校生活もメチャクチャにされてしまいました。このままではA君は出席不足による退学処分になってしまいます。

 私たちはA君の即時釈放を求めています。
 そして裁判では必ずA君の無罪を勝ち取らなければなりません。
また、この事件で有罪の判例を出させてしまったら、労働運動や社会運動においてビデオカメラを使うこと自体が抑制される恐れがあり、到底容認できるものではありません。
 心を寄せてくださる皆様には、未曾有の失業の嵐のなか大変心苦しい限りではございますが、この闘いへのカンパを寄せて頂くようお願い致します。

※ 職務強要罪とは、公務員に対して、「ある処分をさせる目的」、「ある処分をさせない目的」や「公務員の職を辞させる目的」のいずれかをもって、暴行または脅迫を加えるというもので、「3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金」という重い罪です。私たちはA君の言動が犯罪にあたるという見解を容認できません。

転載もと
http://unionbotiboti.blog26.fc2.com/blog-entry-101.html
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反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉09のデモコースがすばらしい

2009
11-28
反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉のデモコースが以下のように決着したとか。すばらしい。
四谷ひろば~新宿通りを左折~明治通りを右折~靖国通りを左折~新宿西口大ガード下を左折~新宿駅西口~甲州街道を左折~新宿駅南口~明治通りを左折~新宿通りを左折~新宿アルタ前広場をぐるっと1周~アルタ前広場にゴール!(主催者ブログより)
新宿の大ガードをとおさない、新宿東口(アルタ前向かい)解散をみとめない、などと口走りがちな警視庁・新宿署の不当な規制慣行を無視して突破したのが「自由と生存のメーデー」でした。メーデーが突破したのは大ガードと東口でしたが、今年のフェスタはそれだけでなく西口と南口をくわえ、巨大な繁華街である新宿の駅周辺をほとんど一回り。まさに前代未聞。警視庁・新宿署の態度がだいたい推測できるだけに、実行委のみなさんの苦労はなみたいていのものではなかったと思いますが、この結果は痛快至極!
 警察が「ここはダメ。みなさん遠慮してもらってます」などとデモコースを規制しようとする行為に根拠なんかありゃしねえということを、このフェスタのコースがはっきりと示していますね。もちろん東京都の公安条例には特定の公道について使用禁止にするような規定はありません。工事中だとか物理的に通行不可能な場合をのぞき、公道であればどこでも(届け出デモの)デモコースにできます。そもそも公安条例にのっとって申請する場合、申請先はあくまで公安委員会であって警視庁・管轄署ではありません。他の申請者とバッティングでもしてない限りは、コースや時間などについてぐちゃぐちゃいわれる筋合いはないわけです。だから社会運動の側の自粛慣行にもだまされちゃいけません。わたしも数年前まで「無検証に経験を継承してきた」せいで、無駄な時間をついやしていました。「経験」ってあてにならないもんなんです。それなのに「経験者」が根拠なくえらそうにしていたら、実践でのりこえていけばいい。
 ところで、警視庁管内の各署は「公安条例によるタテマエ」があるにもかかわらず申請者をなめきっていて、デモ申請の書類を事前に配布しません(行政の不作為)。そもそも公安委員会ではなく警視庁・管轄署から「書類をもらう」という構図がおかしい。東京都内の各署の警官は、「デモ申請にきたんだけど」という人間に対してまず希望コースを提示させ、(警視庁本部と連絡をとりながら)テメーのきにくわないと「通れないよ」とフカシこきながらコースを変えさせようとします。警視庁に直接申請にいった場合は、警視庁がふんぞりかえって同様のふるまいをよく見せます。デモ申請者がこうした警察の嫌がらせに折れてしまってから、はじめて書類をもってくるという事実上の申請妨害さえやってのける。こういう警察の妨害にのまれていたら事前に弾圧されているも同然です。だからここで毅然とした態度でデモで通れない公道はないと詰めると、警察はたいてい「みなさんに遠慮してもらってる」とトーンダウンします。でもこの手間さえ時間の無駄。
 だから東京都内で申請する場合は、あらかじめ申請書を書いて出しちゃえばいいんです。警視庁・各署は書類をよこそうとしない。でもよくにたものがすでに公開されています(PDF書類)。前出メーデー実が妨害をみこして作成した書類で、警視庁がもっている書類と寸分違わぬレプリカです(笑)。自作の書類じゃダメなんて規定は条例にないので、これにコースを書き入れて「公安委員会に届ける窓口」にすぎない管轄署につきつければOK。都の申請書類には元号が使われていますが、反天皇制なみなさんは打ち消し線を引いて西暦で記入すればいい。あるいは条例の規定以上の情報を書く必要はないと原則的に対応するのであれば、一から書類をつくればいいでしょう。条例にはそもそも様式の規定がないので、タテマエ上はすべて手書きでもいけるはず。
 なお本書類ではコースは字であらわす慣行になってます(上記引用したもののように)。別添として地図に赤でなぞったものを求められます。で、ひととおりの書類の分量としてはデモ申請者、公安委員会、管轄署の3通分を作成。割り印したりとかいろいろ細かい手順が要請されますが、まあそれは応じてもいいでしょう。(ところでこのデモ申請書類は当然公安条例が存在する自治体にしか存在しないし、また自治体ごとにフォーマットが違います)
 デモ申請にあたってあらかじめ書類を準備しておけば、はじめのうちは横柄な態度だったりする警官も目を白黒させて、申請者のいうことを聞くようになります(笑)。警察のウソに対してダメだしできる余裕をもつために、条例はすみからすみまで読んでいくといいでしょう。あるいはプリントアウトして持参しておくべきかと。警察はしまいにゃ「せめてこちらで配布している書類に所定の方法で書きなおしてほしい」といってくるので、ややめんどうでもそれに応じておくのが現実的かもしれません。
 条例は連絡先として電話番号を求めたりはしていませんが、公安委員会が申請を受理して「許可/不許可」を判断したときや、公安委員会から管轄署へと「許可」書類が届けられたときの連絡手段として書いてくれといわれます。申請結果の確認や交付書類の受けわたしなら、連絡先住所(事務所とかの住所でよい)に電報で知らせるようにさせたり、あるいは日時を指定しておいて申請者が管轄署にいけばいいだけのはずですが、この「連絡手段」については省略した経験がないので、電話番号を書かずに書類をだすとどうなるか分かりません。あくまで条例の一字一句を武器にするなら、よけいな個人情報を公安委員会・警察に与えなくてもいいはずなんですが。誰か試しませんか。
 ともあれ、警察がある公道についてデモコースに使えないなどというのは徹頭徹尾デタラメです。警察は平気な顔してよくウソをつく(脱法する)ので気をつけましょう。新宿駅周辺の公道はどこでもとおれます。新宿だけじゃありません。デモをやりたいと考えている人は、好きなように公道をつかいたおしましょう。自粛禁止!

追記─参考資料へのポインタ
追記2(2009.11.29 02:04)
公安条例が存在しない自治体下では道交法だけがからんできますが、この場合は管轄署で道路使用許可をとるってなことになるでしょう。詳しくは道交法と同法施行規則を参照してください。東京都内の場合はデモ申請だけで道路使用許可をとったことになるという扱いになってます(道路使用料免除申請の書類はべつにある)。なお札幌市ではデモ申請と道路使用申請がセットになった書類がでてきました。条例のもとの規制は自治体ごとにその運用基準がことなっていたりするので、やはり規制法令をちゃんと読みこまないと警察とまともにやりあうのは難しいと思います。無届けの場合はいわずもがな、だまってやろう。

反ファシストのスキンヘッズ

2009
11-24
スキンヘッドといえばネオナチ、ファシストを連想する人も多いかもしれない。1960年代末のイギリスでカウンターカルチャーとして登場していたといわれるスキンヘッドの文化は80年代になって再生し、一部がOiパンクとして結実したが、実際のところいくつかのバンドが「大英帝国」下の「白人」ナショナリズムをかかげ、「極右」のブリティッシュ国民党や国民戦線と連携する連中さえいた。
 だが、スキンズはナチ野郎ばかりではない。たとえばイギリスでは、ジャマイカンやパキスタンなどの移民を攻撃する偏狭なレイシストに対し、真っ向から反撃するスキンヘッドの徒党が同時代的に強力に形成されてきた。その代表的な存在が SHARP(Skinheads Against Racial Prejudice)だ。またイギリス以外の各地で続々と結成された RASH(Red and Anarchist Skinheads、グループ一覧)もアナーコパンクスとともに活発に反ファシズムの運動に合流した。RASH はレッドスキンズ(「アカ」のスキンヘッド)とアナキストスキンズの共闘集団である。
 ヨーロッパではアナキストやオートノミストなどのデモにもパンクスやスキンズが数多く合流しているが、スキンズの行動参加には当然その思想が反映されている。コミュニズムかアナキズムかという違いがあるにせよ、その基調は反ファシズム、反ナショナリズム、反資本主義だ。そしてこうしたスキンヘッズこそが、DIYのスキンズシーンを形成している。最近のスペインでは FASH(Federación Anarco-Skinhead)というアナキストスキンズの連絡組織さえ登場している。スペインでもアンティファを掲げるスキンズの運動は活発で、そのことを反映してファッショ・ネオナチに対決するバンドも数多く存在する。個々のグループの消長などがあるにせよ、連合していくほどの活動基盤が存在するのだ。
 反ファシストとしてのスキンヘッドたちは多くのバンドを輩出してきたが、そのほとんどがOiパンクのかたちとっている(移民文化の受容としてスカやレゲエなどがスキンズミュージックに混淆していることもある)。明確に反ファッショ・反ナチの態度を明らかにしてきたバンドとして、イギリスの Blaggers ITA が息の長い活動で知られるが、日本では反ファッショの立場やその背景がまともに紹介されることはほとんどない。だが見えないからといって、あたかも存在しないかのようにごまかしつづけることはできない。スキンズやパンクスにはDIYという武器があるからだ。自ら連絡をとって交流するスキンズ・パンクスは、アンティファのことをちゃんと知っている。

なお、個人的な趣味の話になるが、最近のお気に入りは反ファシズモ、反ナショナリズモ・エスパニョール、反カピタリズモをかかげる Kaos Urbano! スペイン(エスパーニャ)における反ファッショバンドとして「アンティ・エスパニョール」を叫ぶあたりかなり刺激的・示唆的だ。周知のとおり、スペインは1930年代末にフランコによってファシスト独裁がしかれたにもかかわらず、大戦後も「西側諸国」から承認されつづけたという苦難の歴史がある。そして戦後政治のなかでのネオナチの登場は、スペインでも例外ではなかった。自律的なスクウォットはネオナチやファシストからの攻撃を撃退するなかで維持されてきたものだ(あるスクウォットに滞在して、寝るときに自衛のために棒をわたされた知人がいる)。そのことを思えば、Kaos Urbano の怒号は歴史的かつ現在的な重みからなお抜けだすことができない人民の声そのものではないかと捉えられるのだ。それにこうしたゴタクを並べなくても、Oiパンクの真髄であるプロパガンダを叫ぶコーラスワークがビッときまっててかっこよすぎるぜ!

死せるサーバ、生ける屍を走らす(サーバいれかえの話)

2009
11-22
どうも生ける屍です。「……」となりがちなおしせまる個人的状況のなか、某おんぼろサーバが逝去されやがりました。社会運動への貢献ふくめいろんなものをホストしてたのに。慟哭。なきながらというのはウソですが、今週末は徹夜作業コースでしたとも、ええ。わかってます。環境を冗長化してないのがいけないんです。でもいつもいきあたりばったり対応でしのくだけの余裕しかないんです。いまもまだ不具合のこしたままのテイタラク。ハードディスクが生きていたのが不幸中の幸いでしたが、それでもダメの累積状況にドミノ倒し的効果あり。

さて、今回おせわになったのは CentOS。いれかえにつかった計算機のCPUがデュアルコア×64bit対応だったので(旧サーバにくらべてなんてゼータク)、64bit対応版いれちまいました。CentOS は「RHELクローン」ではあるものの、コミュニティベースで開発がすすむ GNU/Linux のひとつ。コミュニティ発 OS という意味では Debian と双璧をなすディストロなのです。

しかしワタクシ、いつまでこーいう「突貫工兵」やってるのかしらん。息たえるまでか……と妄想しつつ、とりもなおさずフリーソフトウェア運動への深甚なる感謝の気持ちをここに表明いたします ;-)

追伸:今日はこちらでお会いしましょう。

【転載】ベオグラード6、“国際テロリズム”の刑下される(2009年11月5日付)

2009
11-14


★【転載】ベオグラード6、“国際テロリズム”の刑下される(2009年11月5日付)

IWA/AIT書記とセルビア語圏の同志たちは我々に幾つかのおぞましいニュースを知らせてきた。去る9月5日より拘束され、拘禁されたままのベオグラードの6人のアナルコサンジカリストたち(ベオグラード6と略します)は、国際テロリズムの罪ででっち上げられようとしている。ベオグラード6は懲役15年の刑に直面している。
 ベオグラード6は去る2009年8月25日に(ベオグラードの)ギリシャ大使館でペイントし、窓しか損傷しなかった火炎瓶を投擲した当人たちとして起訴された。ベオグラード6の同志たちが、きっぱりとそれらの出来事に何ら関係がなかったと述べた事実は、セルビア語圏実効支配政府をして、なにものかに負罪しようというその強迫観念を揺らがせるものではなかった。実際、パリからベオグラードに至るまで、どこででも国際警察はとても似通っている……。奴らは同じインストラクターを持っているにちがいない……。
 故に、ベオグラード6は国際テロリズムの罪を付されている。近い内に、このことは、少なくとも数カ月間、ベオグラード6が拘置所で一切の交通を遮断されたままになるということである。
 今も自由である現地の同志たちは、決定をアピールする何らかの方法があるかどうかを知ろうとしている。更なる情報は追って出されるだろう。
 ともかく、最悪の状況が現在、起こっている。闘争は長期化し困難なものとなり、ベオグラード6は我々総ての支援を必要としている。
 弁護費用は明らかにとても高くつくと思われるので、連帯努力としてのカンパを申し出る個々人は、“Solidarité Belgrade(ベオグラード連帯)”の文字列を付記して以下のアドレスにCNT AITへの送金が可能である。

CNT AIT
108 rue Damremont
75018 PARIS

(★旅浪人同志の翻訳より)

『天皇条項の削除を!』の紹介

2009
11-13
『天皇条項の削除を!』(堀内哲編著、JCA出版)が刊行されたとか。(ono)さんに頼めば貧民特別割引価格で購入できるもよう。書影がブログ「山歩き・不逞」にアップされてます。それにしてもこのご時世、貴重な「不敬本」の刊行に拍手。

ところで JCA 出版といえば、最近では SECT6 の資料集の刊行が目を引きますが、アナキスト部族にはむかしからなじみのある版元ですね。だからなんなんだってヨタです、はい。

コルトとカワイ

2009
11-09
コルトとカワイ、音楽産業労働者的団結! 遠征準備に奔走したみなさん、ごくろうさまでした。(おれなんもしてないのに、コルト闘争遠征団から缶バッジをちゃっかりもらってしまった……)

コルト・コルテック(韓国)の労働者は世界中のギターをたくさんつくってきた。そのコルト労働者による No Wokers, No Music というスローガンが、音楽産業資本の理不尽な体質をうきぼりにしている。楽器製作者や音楽教室の講師をつかいすてる「業界」にいったいなんの夢があるのだろう。

コルト・コルテックの争議についてはレイバーネットChamponを参照のこと。カワイ音楽教室の争議についてはfufの闘争ページを参照してください。

「徴兵制の方が民主的」?

2009
11-07
「韓国の反徴兵運動について思い起こすことども」へ次のようなコメントが寄せられました。
tari-G これは代替措置の問題。|軍を持つ国家の場合、そもそも徴兵制の方が民主的というのは忘れられがち。勿論代替措置は必須。
代替制度導入は過渡的要求としてありうると思います。しかしそれで人間を差別する軍事という問題にカタがつくわけではありません。
 募兵制度はいうまでもなく「国民国家に支配された底辺階級からなる軍隊」をうみだします。この文脈からすれば、徴兵制度が「皆兵」であるところに「より民主的だ」と感じる心情が出てくることもまああるのだろうなと思います。しかしそれはある陥穽にはまりこんでいます。
 というのも、歴史的にも、また現実のこととしても、徴兵制は圧倒的に「男性皆兵」でありつづけてきたからです。現状で女性も徴兵の対象となるのはイスラエルとマレーシアくらいで、世界的にみてごく少数の存在です(しかもマレーシアでは女性は男性と同じ軍務につくわけではない)。
 近代国家は男性を徴兵し、その代償として男性に選挙権を与えることで「男性だけに平等な国民」をうみだしてきました。近代国家がうみだした国民パラダイムには、男性による社会支配のイデオロギーが貫徹していたとするほかないでしょう。
 〈国民=男〉という人間の断絶を捨象して(おそらく募兵制より)「徴兵制の方が民主的」というなら、性差別の問題を見落とすことになります。元記事では、韓国でも男性のみの徴兵であり、それが男性固有のキャリア形成に結びついていると指摘しましたが、そうした男性性の優位という〈国民軍的社会〉の特質をそのままにしておいていいとは思えません。
 では、女性、あるいはセクシュアル・マイノリティもひとしく徴兵されればいいのでしょうか。性別によらない「国民皆兵」であるならば、その限りにおいて「平等の拡張だ」とは主張できるでしょう。しかしそれはあくまで「国民の平等」です。国民のあいだだけに「民主的」なるものとは、国民国家的な制約のもとにありつづける「なにか」にすぎません。支配的資本が圧倒的に超国籍的に活動しているいま、そして現実の問題としてそこに軍事が密接にからみついているのに、一国主義的な単位で「民主的」といってすむのかどうか。
 さらに代替措置についてですが、韓国に徴兵の代替措置が制度として導入されれば「反徴兵という問題」が解決されうるかといえば、そのことについてもすんなり同意できません。これも元記事で弁別しておいたことですが、すくなくともアナキストを自認していたブンブンは、代替制度が導入されたとしても、その代替サーヴィスに服務することじたいにも疑問を感じていました。結果として「かれ」は特例的に国家の方から「いらない」とはじかれたので、「代替服務も拒否」は現実の問題とはなりませんでしたが、なりゆきによってはそうした厳しい問題が提起される可能性もあったわけです。ブンブンが提起しかけた問題は、代替サーヴィスへの服務もまた、軍事制度にくみこまれた「国民としての奉仕」の本質をもちつづけるということでした。いいかえれば、「かれ」は徴兵制度をとおして国家主義の問題を提起していたということです。
 「反国家」ないし「アナキズム」という姿勢に親和的であるなら、それが仮定の問題であるとしてもやはり重要な問題でありつづけるでしょう。じゃアナキストなんかやめちまえば問題ないじゃんということなら、もちろんこれ以上議論にはなりません。(なおそれでも国民性・性別をとわないパルチザン論や抵抗権論についてならまだ脱線できますが──ただしこういっておいてなんですが、自分が武装する気もない以上はしょせん無責任な放言にしかならないので、あまりそうした議論をする気にはなれません)

野苺の声

2009
11-06
野苺の声
(詞曲:nelleven)

わたしはもう目をあけていた
目覚めの疼痛をやりすごして
四方から風を感じるためにわたしは腕をひろげ
突き刺すような操縦をはらいのける

わたしは温室の花じゃないから
あなたが優しいふりをする必要なんてない
わたしはあなたがたの虚偽にみちた顔を理解できない
ただ真実の自分と向かいあう

わたしたちには夢がある
わたしたちには伝えるべき考えがある
あなたは自分自身を裏切ってしまったけれど
わたしたちまで売りわたそうとしないで

わたしたちには夢がある
わたしたちには伝えるべき考えがある
あなたが信念を棄ててしまってから
わたしたちは灰燼のなかから外に出ることを選んだ

安静は認めて同意することではなく
平和は承知して引きさがることでもない
あなたの傲慢がふたたびわたしを焼くのだとしても
わたしはもう二度と沈黙はしない


2008年11月6日、街頭行動をおさえつける台湾警察の弾圧に抗議し、台北の学生たちが行政院前にすわりこんでから一周年。弾き語りの曲「野苺の声」もまた宣伝の役割をになったが、上記はその粗訳(素人訳のため内容無保証)。

○11月6日午前11時ごろから、学生たちが行政院前ですわりこみを開始。要求は以下のとおり(詳しくは行動声明を参照)。
 一、對於警察濫用國家暴力、侵犯人權的行為、法務部、監察院及相關機關應進行調查、儘速公布結果,並追究其行政與法律責任
 二、對於做出相關決策、發佈命令的政府首長、司法、立法、監察機關應追究其政治與法律責任
 三、立即修改違憲的集會遊行法、落實對於人民言論、集會、結社自由的保障
○7日、すわりこみの学生は200人ほど。午後4時ごろ、一部の学生が警察によってごぼう抜き排除され、学生たちは自由広場(中正紀念堂)に再結集してすわりこみを続行。以後、すわりこみが各市に飛び火。
○9日、1990年の「野百合運動」(台湾民主化を要求する学生運動)をもじり、学生たちが「野草苺」と名乗りはじめる。各層からの参加や物資支援がつづく。
○10日、学者が連帯声明を公表。
○15日、他市の学生も合流して自由広場で行動。
○12月7日、無届けのデモ。主催発表3000人。

民主党による立憲主義の否定と「戦争国家」への道

2009
11-05
近代民主政における憲法は国家権力の暴走を抑止するために存在する。したがって、憲法は権力行使にたずさわる人々が遵守すべきものとしてさだめられる。それは「国民」が守るべきものとしてあるのではない。この立憲主義の原理は日本国憲法においても貫徹する。
第99条

天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

The Emperor or the Regent as well as Ministers of State, members of the Diet, judges, and all other public officials have the obligation to respect and uphold this Constitution.
この数年来、自民党議員などは「国民の義務」を憲法に明記させようなどと、およそ近代立憲主義の本義への無理解をさらけだしながら改憲論議なるものを行ってきた。まるで「国民」がどのように統治されたいのかをさだめるものが憲法であるかのような倒錯的な「論議」だ。あまりにデタラメすぎて話にもならない。しかし憲法が「人間は暴走する」という歴史的経験からくる現実的解であるなら、このような無理筋の立憲主義の破壊策動にはいちいち闘わなければならない。
 むろん、象徴天皇制に反対のわたしは日本国憲法の改憲そのものを否定しない。しかし改憲論議のドサクサにまぎれて、国家を縛るものという憲法の根幹をゆがめさせてはならないとも考える。これをゆるせばいつか来た道をたどることにもなるからである。旧帝国軍隊は、軍部大臣現役武官制をてことして軍部独走政権を合法的に獲得していった。全体主義は合法的にやってくる。このことを「国民」は忘れようもないはずだ。

いま、与党民主党の鳩山由紀夫首相などが「憲法解釈は内閣が行う」とのべている。これは立憲主義への敵対である。法令の執行状況などについて政治家が官僚に答弁させるのは「議会制民主主義」のしくみとして当然のことだが、官僚答弁を原則禁止にしようと民主党の小沢一郎がわめきつづける目的はどこにあるのか。究極的には内閣独裁ではないのか。こうした民主党実力者の動向に対する造反のきざしは同党内部には見えない。連立をくむ他党も「脱官僚」のマジックワードに踊らされたままだ。なるほど、「変革」がはじまりつつあるといっても過言ではない。
 内閣であれ内閣法制局長官であれ、憲法の「解釈」主体が政府であることに変わりはないが、官僚答弁禁止の策動はある局面でこの政権がもつ本質をもっともあらわにする。つまり、戦争にまつわる国家の本質である。内閣法制局はすでに自衛隊の海外派兵を条件つきで合憲と「解釈」したが、集団的自衛権行使や国連安保理決議下の自衛隊の武力行使については依然として違憲「解釈」であり、「戦争国家」化へのブレーキが名目的にではあれ存在する。しかし現政権がいま躍起になってしかけている「脱官僚依存」の政治劇場に内閣法制局もくみしかれるのであれば、このブレーキすら解除される。「脱官僚依存」の煙幕のもとに立憲主義を扼殺し、内閣法制局長官を官僚として黙らせ、政治家に「解釈」を行わせるとなれば、「戦争国家」への水路はいっきに開かれる。
 衆院戦での勝利につづき、民主党がきたる参院戦で単独過半数の勝利を手にすれば「一丁あがり」ではないか。

戦争機械

2009
11-03
ブッシュが来るということで…

Warmachine / ANTI CIMEX
(youtube)

Are you ready to die
for your land?
lay down with a gun!
in your hand!

warmachine

you take part in
the war machine
but you never
see the idiocy

おまえは国のために死ぬ用意があるってのか?
手にしてるその銃を捨てろ!

戦争機械

おまえは戦争機械の一部ってわけだが
そのアホさ加減がまるで分からねえときてやがる

人生問題としてのパンク(笑)

2009
11-02
いまさらの反応なんですが、勤労しない理由~オールドパンクとニューパンク~(1)(2) via "おっさんパンク"vs"フーディーズ・パンク"

ふええ、アナーコ・パンクって「旧パンク」なんだ?

でもそれってたぶん近視眼的なものの見方からくる誤解だと思うな。スクウォットや社会センターはCRASSのダイアルハウスだけじゃないんだぜ! たまたま大方の目にふれないだけで、いまでもアナーコ・パンクは世界中にうじゃうじゃいる(アフリカではきかないが)。もちろんオールドばかりじゃないぜ。
 たしかに、かつてCRASSなんかがメジャーにいったアーリーパンクスを「punk is dead」としてこきおろし、サッチャーのマルビナス戦争(フォークランド紛争)に反対して社会的にセンセーションをまきおこしたようなポビュラリティはいまのUKアナーコ・パンクにはないかもしれない。CRASSやそのあとにつづいたアナーコ・パンクスはロード・プロテスト(road protest)や「シティを止めろ!(Stop the City!)」などのUKにおける反資本主義的な社会運動や、反戦・反核運動とクロスすることでその活動の幅を広げていたともいえるけれど(というかCRASSあたりのアナーコ・パンク運動の全体像は当時の社会運動を理解しなければ把握できない)、アナーコ・パンクの動きが社会運動それじたいの消長に影響されたのはまあ当然だろうね。それに拠点個々の歴史をみるなら、「すたれたな……」という感慨をもつオールドパンクスがいても不思議じゃない。だってひとつの拠点はいつまでも続くものじゃないから。
 だけど、実勢としてはアナーコ・パンクの運動はむしろ世界的に拡大してるんじゃないかな。ヴィールスがあっちこっちにバラまかれてもう消毒のしようもないというか。ラテンアメリカやアジアにもむかしっから飛び火してるし。これってパンクだけに限定される動きなのではなくて、オートノミスト、アナキスト的な運動の動向にからんでる。社会運動、もしくは文化/政治運動の消長にともなってパンクスの“DIY文化”運動もしつこくはびこりつづけているってわけだ。ただしUSの場合は、ヨーロッパから飛び火してきたスクウォッティングは1980~90年代が全盛で、いまではジェントリフィケーションの波にあらわれてごく少数が残ってるだけだという状況についてはいっておかないとまずいかも。それでも ABC NO RIO とかが拠点として頑張ってる。

上記の「勤労しない理由」では、UKにおけるアナキストの運動がソフト路線に変わってきたととらえられているけど、それは一部の動向だけを見た判断ではないのかなぁ~って思う。もちろん CLASS WAR のようなドンパチ派がいったんは下火になったことも事実だけれど、1990年代後半から直接行動にまたもや火がついてUKの治安弾圧テクノロジーがより進んだという状況をふまえないと。シティ暴動とか反サミットとかメイデイとかで一部の連中はやりたい放題だったわけだし、今年の3月・4月にもロンドンで反G20闘争がかなりの規模でまきおこって、rampART というスクウォットが弾圧をくらってたのも記憶に新しいところだ(rampART はロンドンにある DIY 文化拠点としてパンクもすくなからずクロスしてたけど、今年の10月15日に強制排除でつぶされた)。こういうDIYパンクとクロスする拠点はUKにはけっこうあって、もともとはアナキスト系の福祉受給支援の運動体がはじめた 1 in 12 Club もそのひとつ(他所さまの訪問記「1in12」)。ここはギグスペースもあってヨーロッパのDIYパンクにはよく知られた拠点だ。こうした自主管理の拠点はつぶされたり自滅したりしながら、同時に新たにうみだされつづけている(パンクとして?ロンドンにこだわるなら Autonomous London からの情報をたぐってみればいい)。こうした拠点をめぐる攻防にはDIYパンクス、アナーコ・パンクスがすくなからずかかわっている。
 行動するパンクスが社会運動に密接にからんでいる好例として、ダンマルク・ケーベンハウンの Ungdomshuset(若者の家)をあげてもいいだろう。悪名高いノアブロ地区のヤクトヴァイ69番地にあったスクウォット拠点の Ungdomshuset は、2007年3月1日に警察の空挺部隊が急襲して陥落したけれど、それで数日の暴動となってダンマルク政府・ケーベンハウン市政府(コムーネ)に衝撃をあたえている。だってヨーロッパ中からアナキストやらアウトノーメンやらパンクスやらがワラワラとわいてきて結集するわ、14かそこらのクソガキまで独自のデモ隊列くむわで大騒ぎだったのだ。さすがにこんくらいの歳だと暴動の主体にはなりえないけど、それでも未成年が何人もパクられてた。このスクウォットをめぐる闘争は、「暴力反対」の「大人」連中からはおさだまりの非難があびせられた。ききわけのないガキってわけ。でもガキンチョパンクスの親世代にあたるヒッピーやアーリーパンクスなんかも結束して、Ungdomshuset を支持する大デモを敢行していて、ガキの闘争と矮小化することもできない。ここらへんがヴァイキング末裔のふところの深さ?というのか「非常識」というのか「野蛮」というのか(笑)、警察と市街戦さながらのイケイケドンドンの衝突を起こした連中が市当局に代替物件(ドロテアヴァイ61番地)を提供させるという一定の勝利をえてしまうところに、アウトノーメ的な文化/政治運動の強力さがある(もちろん暴動で実刑確定の被弾圧者がでた)。まー街そのものがスクウォッティングだっつうクニスチャニア地区がすぐ近くにあるくらいだから。で、当然 Ungdomshuset にはパンクスがなだれこんでいた。Ungdomshuset はヨーロッパ最大規模のDIYパンク祭 K-Town Festival(現 Shittown Festival)の会場だったんで、パンクスが黙ってるわけがなかった。てゆーかそもそもアナーコ・パンクスはアウトノーメ的な運動の担い手だしね。
 ま、なんにせよ、アナーコ・パンクはジジイだけじゃなくて若いもんもいまだにたくさんいる。
 
どうも話が脱線する。で、パンクの階級問題についてちょっと。アーリーパンクスの一部がアートスクールだのの出身だという話をもってきてパンクはもともと労働者階級のものじゃないんだってまとめたがる傾向があるのは知ってるけど、問題はそのあとなんじゃないかな。とっぱながプチブル的だろうがそんなこたぁどうでもいい。連中はどうせすぐに撤退したんだから。問題は、パンク(あるいはそのあとにつづいたDIYパンク)といわれるシーンに実際にいたのは大多数が貧乏な労働者もしくは失業者だったわけじゃん。パブロックとかとの交差だって、UKプロレタリアートの文化ぬきには考えられないことだし。いいじゃん、もう。受容した圧倒的多数がプロレタリアだったんだから、あれこれいったってしょうがないじゃん。
 ヨーロッパの一部じゃ失業給付が手厚い(=ぬるい)ってことで「労働者階級うんぬん」も神話にすぎないんだってな話にもなるんだろうけど、でもそれって労働者の先達による闘争の成果をうけついでいるだけのことで、パンクを受容したのがまぎれもなく明日なんかないプロレタリアートのクソガキどもだってことにゃ変わりはない。プチブル連中が流行にのってすぐにどっかにいっちゃったのはまあご愛嬌。あおられてパンクにいきついたのが未来に希望ももてない連中で、それがアナーコだか、オイだか(「左」のオイパンク集団──RASH: Red and Anarchist SkinHeads みたいなのもいるけど)にアウトプットが分かれるということはあっても、基本的にみんなロクな仕事もない不安定なプロレタリアかドロップアウト組。商業パンクとそのグルーピーはどうだか関知しないけど、すくなくともDIYパンク、アナーコ・パンク、ハードコアパンクは層としてほとんどがそう。
 それが明確にゲットーの文化として成立してるのかどうかってことで、これまた問題にされるんだろうけどね。アナキズムなんてインテリのものじゃん? みたいな。フーディーズのあっけらかんとした小理屈ヌキのパンクのほうがすがすがしいってのも、字面だけからすればそうかもしれない。でもアナーコ・バンクとかいったって、みんな最初はたんなるカッコイイだけの記号としてサークルAを受容するとか、そういうことなんだと思うんだけどな。それにUKじゃないけど、シカゴじゃヒスパニック系のゲットーから LOS CRUDOS なんかがでてきたってこともある。アフロ・パンクみたいにアフリカン・アメリカンのコミュニティから育てられるってことだってある。パンクがどういう連中にどのように受容されてったのかということは、地域ごとに即して具体的にしかいえないような気もするし、おおざっぱにいえるような気もするし、よくわからん。
 じゃ日本はどうなのよっていえば、やっぱり同じことだと思う。初期はどうだかしらね。でも少なくともハードコアのはじめの方は、はっきりいって不良のにいちゃんねえちゃんの文化の一部。とくにメジャーがどうこうということにはまったく関係しようとしないアンダーグラウンドのハードコアパンクは、社会的ステイタス(笑)の上昇には貢献するわけないし、そういう指向もその背景となるような文化的資質ももたない。むしろそういう地下のパンクスは分断され固定された状況への執着を見せてんじゃないの、と思うことさえある。ハードコア初期土着型の「ジャパコア」なんかをみてもそうだけど、肉体労働者であることを誇示するような装いが一部に定着してきたじゃん。日本での初期ハードコアは、ゾクかパンクかってな案配の「不良」文化との融合という特質もある。昔のライヴハウスって「テメどこよ?」みたいな空気充満してたじゃん(笑)。ケンカばっかでハコからしめだしくって。だから「パンクがヤンキーに殴られていた」(町田康)っつーのは、1970年代末そういう状況があったのかもしれないけど、たんに町田がいた場所がそうだっただけなんじゃねのという気もするんだよなあ。とにかく、パンクがパンクどうしメンチきってドツキあってるっつーのはひところの文化としてあったわけだけど、ヤンキーとハードコアパンクということならむしろかぶってたように思う。で、こーいうのもひっくるめて支持してきたのはまぎれもなく労働者階級のガキじゃないのかって話。ヨーロッパと日本でその見え方が違うのは社会保障のありかたの相違を反映してんでしょ。むしろ「労働神聖」の神話がガッチリ社会をつかみ、最低生活保障としての生保取得にエグいほどスティグマをちょうだいしなきゃならんような日本のほうが状況はよりハードで、「労働拒否」できない環境のなかでヒーコラしながら、それでもなおみんなパンクなんだって(笑)。そりゃおのれの腕一本で労働に勤しんで食おうとするパンクスがプチブルだといかいわれたらむかつくだろう。そんなのはセルアウトした連中にまかせておけばいい話なんでさ。
 でもみんな歳くって人生どうすんだろ? ひとごとじゃないんだが、それこそ問答無用のノー・フューチャー……

最後に。フード付のパーカーはオールドなパンクだって着ています(笑)。


:D

noiz

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