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労働会議所

2010
03-14
マニア備忘メモ。フランスの労働取引所(bourse du travail)に対応する機関として、イタリアには労働会議所(camera del lavoro, CdL)がありました。労働組合(しばしば抵抗同盟ともいわれた)がこの公的機関である会議所の設立に力を発揮し、また会議所が労働組合/抵抗同盟の結成を促進したともいわれています。会議所の運動と労働組合運動は、まさに勃興期のイタリア労働者運動の両輪だったというわけです。

cf.
三浦精一訳『イタリア・アナルコサンジカリズムの歴史』(自由思想社、1986)
※たぶん一般に出まわってない(模索舎にはまだあったかも?)

検索したら…あるもんですね
横山隆作「19世紀末イタリアにおける労働会議所と労働組合の展開」

労働者運動に関心があっても、こんな昔話を知ったところでなんになるんだという向きは、こんにち的なCOBAS(Comitati di Base)の運動について調べてみたらいいと思います。イラク反戦ゼネストへといたる動向などのように、ときとして既成のナショナルセンターを凌駕するほどの政治的影響力を発揮する「下部」もしくは「基礎」を自称する組合運動であることが理解できるはず。ベタないいかたをすれば独立労組、あるいは職場委員会的な運動といってもいいかもしれません。

(しかしCOBASについては、検索してもまともな日本語のリソースはひっかかってきませんな。おフランス大好きな日本人は SUD などについてはよく言及しますが…なんで? そもそもサンディカリスムについて考えるなら、スペイン、ポルトガル、ラテンアメリカ、(戦前の)日本、五四運動などひことろの中国なども外せないはずで、「西ヨーロッパ」にばかり目が向くのもおかしな話なんですけどね。おまけにイタリアもので輸入されるのは(現場から遊離した)「現代思想」ばかり…というのは、知的権威主義がのさばるウンコな状況を反映してるんでしょうかね。ネグリやらヴィルノやらアガンベンやらがどうしたとかいってる場合じゃないんですぜ、活動家の顔をしたい思想屋のみなさん!)

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No title
労働&学習ご苦労さまです。
共産主義者労働者労働組合日本委員会という者です。
↓は私たちのブログのURLです。よろしければご鑑賞ください。
http://communistlaborunion.blogspot.com/

PS.アナキストの労働運動論は非常に参考になります。WEBへのUPは非常に勉強になります。ありがとうございます。
批判的に検討&摂取して創造的な労働運動を形成したいと考えております。
  • 2010-03-15│22:13 |
  • はじめまして。こんばんは。 URL│
  • [edit]
義人同盟とは!
はじめまして。共産主義者の労働組合ってなんだろなと思いつつ、そちらにお邪魔してコメントしようかと思ったんですが、なんか既存サービスのアカウントがないと書けないようなので、こちらで。

みなが「義人」(あるいはヴァイトリング)のようになれるかどうか疑わしく感じつつも、とてもよい声明だと思いました。労働が道徳あるいは倫理的ななにかとみなされるような社会は必然的に差別をもたらします。わたしはこの差別を前提する社会で労働しなければ生きていけない(労働を嫌悪しつつワーカホリックであるという意味でも)典型的な「賃プロ」なので、あなたがたの「怠ける権利」への欲動にすくなからず動かされています。そうか、こんなことをいう人たちがいるのかと。

しかし本気で「労働」の組合なんですね(笑)。一月に結成され、三月に突如公然化したあなたがたの活躍に期待します。労働法なんぼのもんじゃいの心意気で頑張ってください。

noiz(日々怠業を夢見ながら労働する黒色プロレタリア)
  • 2010-03-17│00:26 |
  • noiz URL│
  • [edit]
No title
おはようございます。
赤色労働組合です。
反応ありがとうございます。
まだまだプチブル根性丸出しの私たちなので厳しいご指摘などございましたらぜひお願いします。
コメント欄なのですがこちらの不備で申し訳ございませんでした。さっそく改善しましたので以後よろしくです。
義人同盟については、やはり運動というものは生身の人間の所業でございますので、その生身の人間であるということから再建する以外になかろうというところからスタートしています。といっても170年くらいのブランクがありますので、その後のマルクスや数々の革命家、思想家の方々が残した抽象的人間規定や抽象的人間労働規定、そしてそれが立脚する資本主義の規定についての把握というものはなしています。
しかし問題はやはり現実の中での現実的な実践であって、そのためにはまあその現実の根っこにある部分をしっかりやるしかないんで、まあ「労働」組合になったわけです。半分ヤケクソ?かもしれません。あとは自身の人生問題ですかね。僕は働くことは嫌いではないのですが、たぶんあなたほど働けない(笑)。身体がもたない。かといってそれを肯定も出来ない。なのでなんとか働けるようにしたいという止むに止まれぬ理由もあるのです。すいません痛い話で。そうですね。このへんの事情もそのうち声明にしちゃおうと思います。
ではまた~。
  • 2010-03-17│06:32 |
  • 名無し URL
  • [edit]

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noiz

Author:noiz
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