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きのうは国際母語デー

2009
02-22
きのう、2月21日は国際母語デー(International Mother Language Day)

UNESCO Interactive Atlas of the World's Languages in Danger では、消滅の危機にひんする言語の分布をオンラインの地図上にみえるようにしている。Japan にしぼってみると、Ainu (Hokkaido)、Amami、Hachijō、Kunigami、Miyako、Okinawan、Yaeyama、Yonaguni がリストアップされる。

Russuian Federation でリストアップされる言語のなかには Nivkh (Amur)、Nivkh (Sakhalin)、Orok がふくまれいる。Nivkh はニブフ民族、Orok はウィルタ民族のことだ。

ユネスコが記録する「危機にひんする言語」のなかで、日本地域では「北方」の言語主体として Ainu があげられながら、Nivkh や Orok がみあたらない。日本帝国主義がサハリンでなにをやったのかをユネスコにレクチャーする人間がいないということだろうか。事務局長は「日本人」であるからこそ帝国主義本国人として沈黙するということだろうか。

かつてサハリン南部では、この地に先住していたひとびとに皇民化教育が強制された。かのダーヒンニェニ・ゲンダーヌが「北川源太郎」という名前をあたえられたことなどは既知の史実となった。しかも日本帝国主義のつめあとは、戦争にまきこまれた一部の少数民族が移住するというかたちで「北海道」のなかに深々ときざまれたままだ。

シスカ(敷香、現ポロナイスク)にあった陸軍特務機関がウィルタ・ニブヒの人々を「北方戦線の秘密戦士」としたてあげて戦争にかりだしながら、敗戦を知るや特務の連中はさっさと逃げ出してかれらを放置した。残された「戦士」たちはソ連政府によって敵国に協力した民族としてシベリア送りとなった。抑留後、かれらはサハリン帰郷もかなわず「北海道」(網走など)に移住をよぎなくされている。

日本帝国主義はさまざまな植民地経営の技術を開発したが、シスカには土人事務所をもうけながらアイヌ民族以外の人々を「土人」にも数えず、戸籍を作成しないという差別政策を貫徹した。かれらを「原住民人名簿」でのみ人頭を把握してオタスに強制集住させるやりくちは、アイヌに対する強制移住によるジェノサイドと同様の凶悪さをしめしているが、日帝は少数民族に対してことなる政策を適用することで分断の銃弾をうちこんだ。「樺太土人戸口届出規則」をアイヌにのみ適用し、ウィルタ、ウリチ、エヴェンキ、ニブフ、ヤクートの五族は「原住民人」としてその外部においやったのである。

「北方戦線の秘密戦士」なるものは、こうした重層化した日帝の差別政策の延長のもとにうみだされたのだ。しかし日帝は戦後には手のひらをかえし、「特務機関の非公式招集だった」と逃げをうって「戦士」の補償要求を打ち砕いている(1)。国家かくありき。出先機関の暴走を強調してこれに責任をなすりつけてすまそうとする破廉恥は、国家のやり逃げ口上として常套である。

ゲンダーヌがのこした「ジャッカ・ドフニ」(大切なものを収める家)は告発しつづけるだろう。しかし現運営者のウィルタ協会によれば、この木組みの平屋は老朽化の危機にひんしているという。

死ね、日本帝国主義!

(1)「第077回国会 内閣委員会 第4号」の小笠原貞子委員の質問からはじまるやりとりを参照のこと。

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noiz

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